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宮月新(みやつき あらた)のブログ

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漫画家・ネーム原作家、宮月新のブログです

タグ:ネーム原作 ( 8 ) タグの人気記事

こんばんは。
現在ヤングアニマルで第1話掲載中のシグナル100
ご覧いただけましたでしょうか。

私、宮月新はシグナル100の原作をしております。
今日はその原作の仕事である「ネーム」を公開しようと思います。

漫画の原作にはいろんな種類がありますが、
僕は漫画のネームまでを描いて、その先を作画家さんにお任せする
「ネーム原作」という仕事の仕方をしています。

こちらが僕の描いたネームの一部です↓
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このようなネームを作画家さんにお渡しし、絵を描いて頂きます。
僕がもう一本連載している「不能犯」も同様のネーム原作をしています。
どちらの作品も素晴らしい絵を入れて頂いています。改めて両先生に感謝いたします!
是非、皆様にも、今後は漫画原作家という仕事にも関心を持っていただければ嬉しいです!
完成原稿がどのようになっているかは、是非ヤングアニマルをご覧ください!

今後ともシグナル100、不能犯をよろしくお願いします!!
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by miyatsukiarata | 2015-07-28 21:49 | 漫画
最近あまり載せてなかったので、
久々にネームを。
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これはFAXの送信記録です。

僕はネームはいつもコンビニからFAXします。
ネーム原作家となった以上、
ネームは単なる編集者への確認の為だけではなく、
作画家への詳細な指示書でもあります。

なので、なるべく詳細をキレイに送れるよう、性能の良いコンビニのFAXを使います。

セブンイレブンのFAXが、一度に10枚しか送れませんが、個人的にはお気に入りです。
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by miyatsukiarata | 2014-10-27 14:24 | 漫画
明日は編集者との打ち合わせ。
そして不能犯のネーム開始です。

僕の毎月のスケジュールは、
月の前半が不能犯、
後半は新作の構想に充てています。

新作は特に目処が立っているわけでもなく、
今はひたすらアイデアを出し、
ネームを描く日々です。

頭の休まる日がありません(笑)

それでは、明日から不能犯ネームの世界に
深く潜って来ます。
毎月、この日が来るのを
とてもワクワクしながら待っています。
とてつもない苦しみが毎度必ず伴うにも関わらず…(笑)
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by miyatsukiarata | 2014-08-27 01:43 | 漫画
今月も無事ネームが完成しました。

昨日はネーム完成と完成原稿チェックが同時になって、わたわたしました。

宇相吹というキャラクターを、ストーリーをどう魅せるか、毎回ひとコマひとセリフ、神経が衰弱する思いでネームを作っています。

作画作業が無い分、楽かといえば決してそうではなく、
持てる精神力の全てをネームのみに費やさなくてはいけないので、
正直しんどいです(笑)

とはいえ、自分の仕事をネーム原作に特化させ、
作画を魅力的な役者にお願い出来るという事は、
上手くいけばこれ以上無い強みであり、面白みだと思っています。

通常漫画家は、映画で例えるならば北野武監督のように、自分で話を作り、監督し、主演もしているようなものです。

しかし北野武監督も時には自分は出演せずに監督業に専念したり、
「ビートたけし」として、違う監督がメガホンを握る作品に役者として登場したりします。

原作と作画が分かれた漫画作りは、そんな雰囲気の分業だと感じます。

誤解を怖れず敢えて言えば、こうした分業は、原作、作画、どちらにとっても、
100パーセントの自己表現ではありません。

故に漫画家の中にはこの分業を嫌う人も少なからずいます。

しかし僕は、作品は常に独りで完結させる事が最良だとは全く思いません。

一番大切なのは、作者の自己満足ではなく、
読者さんの満足です。

僕の作るストーリーが、作画担当の神崎先生の手を経ることで、
何倍も魅力を増して読者の皆様に届けば幸いです。

さて、そんな思いを込めつつ、不能犯は11話が掲載されています。

今月で不能犯は連載一周年となります。

これからもより一層努力して
読み甲斐のある作品を作って行きたいと思います!

僕は、自分の作品を自分で解説するのが好きじゃないので、

ブログではこれからも余り作品の内容には深く触れないと思いますが、

その分、漫画作りについて考えたり思ったりすることを取り留めもなく掲載して行こうかなと思ってます。

では最後に、単行本第一巻で評判が良かった(?)と思われるシーンのネーム絵を(笑)
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完成した作品を見たい方は
不能犯第一巻を是非お買い求め下さい!

それではまた!
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by miyatsukiarata | 2014-04-03 22:33 | 漫画
ブログにお越し下さる方が
どんな検索をかけているのか調べると、

宮月新の名前で検索して下さる方がたまにいらっしゃいます。

すごく嬉しいことです。

漫画の原作家はどちらかというと日陰の存在です。

ネームは作品の骨格ですが、それ自体が表に出る機会はあまりありません。(単行本には一枚収録しましたが)

ただ、日陰とは言え、たまにウェブサイトなどでクレジットが作画のみになっている時など、さすがに残念な気持ちになりますね(^-^;)

これからの漫画界に、ネーム原作家の存在は、より一層重要になっていくと思います。

今後新たにネーム原作家を目指す方々のためにも、
やはり、その存在を正しく認知して頂きたいと思っています。

それ故に、宮月新の存在に興味を持って下さる方が居ることは、とても励みになります。

当ブログでは、少しでもネーム原作家の仕事への関心が高まれば、という考えで、たまにネームを掲載しています。

さて、不能犯は連載からそろそろ一年を迎えます。

3月は諸事情有って一回お休みを頂きますが、
4月からまた月1連載が再開します。

これからもより一層面白い漫画を作っていきます。
是非、今後ともネーム原作家・宮月新をよろしくお願い致します。
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by miyatsukiarata | 2014-02-27 04:35 | 漫画
宮崎駿監督のプロフェッショナル特別編を見た。

漫画のネーム原作というのは、映画の絵コンテと似ている、と改めて感じた。

作品を作る苦しみと楽しみ…
「面倒くさい」を連呼しながら手を動かす監督、
一番最後にカレーラーメンを作りながら
「少しずつ自分に戻っていく」
と呟いた監督の気持ちが、足下にも及ばぬ自分にも分かるような気がした。
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by miyatsukiarata | 2013-08-26 23:21 | 漫画
先程、今月のネームがようやく上がりました。

本当に、ネームというものは、精神をハンパなく消耗します…

ネームが上がるといつも頭痛と咳に襲われます(笑)

精神的な解放で自律神経のバランスが狂うのでしょうね

ちなみにネームというのは漫画の絵コンテのようなものです。

以前の記事で「ネーム原作」というものについて書いたので、そちらを見ていただければと。

明日からはまた次の仕事に向けて準備です!

これからも不能犯をはじめ、色々な漫画に挑戦して行きたいです!
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by miyatsukiarata | 2013-07-09 21:01 | 漫画
こんにちは

今日は僕の仕事「ネーム原作」について書こうかと思います。

最近は漫画の原作という仕事についても理解が深まって来ていると思いますが、

漫画原作には様々な種類があります。

大きく分けて二つ

元々漫画以外のメディア(小説やアニメ、ゲームなど)で作られた物語や世界を漫画化する「コミカライズ」があります。

この場合は原作と言う名前の通り元々完成された「原」作品を、漫画家が漫画用に作り直すものです。

もう一つは漫画オリジナルの原作です。

この場合は普通の漫画と同じで、漫画連載の為に物語を書きます。

不能犯は漫画オリジナル原作です。

漫画オリジナル原作の中にも、幾つか種類があります。

大きく分けて2つ、「プロット原作」と「ネーム原作」です。

プロット原作は、原作家が漫画のストーリーを文章で作り、それを元に漫画家が漫画を作ります。コマ割や演出などは漫画家の仕事になります。

ネーム原作は更に踏み込んだ原作です。

コマ割や演出の基本部分が書かれた「ネーム」という絵コンテのような物を原作家が作り、それを漫画家さんが絵にします。

例として、左が僕の作ったネーム、右がそれを元に完成された実際のページです。

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ネームのイメージを元に、構図やキャラクターデザインなどの演出面を漫画家さんが行います。

不能犯はこうして毎話作られています。

ネーム原作は、プロット原作より漫画を作る作業に入り込むので、多くの場合、ネーム原作家は自分でも漫画を描いた経験を持っていると思います。

とはいえ、ネーム原作という仕事は、非常に専門性の高い仕事なので、漫画家なら誰でも手を出せる分野というわけでは無いと思います。

最近は漫画業界もネーム原作家のニーズが増して来ている気がします。

はじめからネーム原作家を目指す方も増えています。

ただ、漫画家を目指す方は基本的に大半が、まず絵を描くことが大好きで漫画を描き始めるので、絵を描くことを任せる事に抵抗を持つ方は多くいます。

しかし、漫画作品の事を第一に考えると、僕はネーム原作はこれからの漫画のスタイルの一つだと思います。

漫画にとって絵は「役者」で、ネームは「脚本」です。

自分で書いた脚本が、必ずしも自分主演がベストとは限りません。

漫画をより良いものにする事を第一に考えると、作品に合う最高の「役者」さんに主演をお願いすることはごく普通の選択だと思います。

不能犯という作品にとって、神崎先生という素晴らしい漫画家さんと共に歩んで行ける事は、最高に幸せな事です。

長々お話しましたが、「原作」という仕事を少し知って貰えたなら幸いです。

さて、不能犯は6月はお休みです。

7月の第一水曜日発売の号から、また月1連載が再開します。

連載第一話は、グランドジャンプのホームページでまるまる一話試し読みが出来ます。

是非一度ご覧ください!

それではまた!
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by miyatsukiarata | 2013-05-31 13:18 | 漫画